サッカーとフットサルの違いとは?

サッカー とフットサルの違いは色々ありますが、あまり詳しくない方の中にはフットサルはサッカー が少し小規模になっただけだと勘違いしている人もたくさんいます。そこで、両者の違いをいくつかのポイントを踏まえながらご説明させていただきます。

フットサルは、脚でボールを扱うという点についてはおおむねサッカー と同様ではありますが、まず使用するボールの種類が異なり、4号球というサイズのボールを使用しますので、5号球を一般的に使用するサッカー よりも一回り小さいです。更に、ボールの弾みやすさにも違いがあり、フットサルのコートは比較的狭いため、より弾みにくいローバウンドと呼ばれるボールを使用することになっています。フットサルのコートの大きさは、都内によくあるようなレンタルスペースでは小さ目に作られている場合もありますが、公式の大きさは決まっており、40メートルかける20メートルと定められています。そして、試合に要する時間も異なり、サッカー では前半戦と後半戦をそれぞれ45分間行うのに対して、両方20分間で行うルールです。

あまり知られていないルールとして、プレーイングタイムという決まりがあり、フットサルの試合においてはボールが外に出るとそのたびに試合時間の計測がストップするため、最後にロスタイムとして積み立てられることがありません。バスケットボールのように、途中で適宜タイムアウトを取り作戦会議などに充てることも可能です。

更に、戦術面でも大きな違いがあり、サッカー では広大なコートを使用するため各ポジションにメンバーを配置してそれぞれの役割を分担することが一般的ですが、フットサルではコートの広さが狭いので、端から端への移動が比較的簡単です。そのため、メンバーは基本的には全員攻撃と守備を行うことになり、どちらかというと役割分担や戦術の面ではハンドボールやバスケットボールなどの球技と近いスポーツとも言えます。そして、サッカー ではサイドのスペースを有効活用してパスを回してシュートへとつなげる戦術がよく用いられますが、コートがあまり広くないフットサルではそれほどパスを回してシュートに繋げるというよりは、サイドからのキックもほとんどがゴールに直結するプレイになります。このように、フットサルとサッカー は使用するコートやボール以外にも、ルールや戦術面で大きな違いがある、それぞれ異なるスポーツであることを理解しておきましょう。